リン・ウッツン
リン・ウッツン(Lin Utzon)は技芸家であり、工業テキスタイル・デザイナーです。
ロイヤルコペンハーゲンの陶器から、Jorn Utzonの教会、デンマーク王立バレエ劇場の舞台、衣装デザイン、さらには、米国IMB本社、スウェーデンVOLVOの本社、San Joseコンベンションセンターの装飾建築まで幅広い分野でデザインを手がけています。ローゼンダール、ロイヤルコペンハーゲンのスペシャルデザイナーです。
父親はシドニー・オペラハウスの建築家ヨルン・ウッツン氏ですが、父親の評判に乗ることなく、彼女自身の表現で世界各国で認められています。
シンプルで、大きなスケールで描く作品は、大自然が目の前に現れてくるようです。
略年表
1946年
コペンハーゲン生まれ。
1965年
イーストシドニー美術工芸学校で学ぶ。
1967年
日本で4ヶ月修業。
1967年
コペンハーゲンの美術工芸学校で織物を専攻。
1970年
コペンハーゲンマルグレーテスコーレンでカッティングと衣装デザインを学ぶ。
1973年
ヘルシンゴーにスタジオを設立。
1978年
ロイヤルコペンハーゲンに入社 磁器一式をデザイン。
1985年
日本・金沢国際デザイン展覧会でデンマーク代表。
1987年
コペンハーゲン・チボリ公園のプロジェクト参加。
1997年
倉敷チボリ公園プロジェクト参加。
■著名作品■
- ローゼンダールデンマークでは、フラワーベースが著名
- ロイヤルコペンハーゲン装飾シリーズ
- スウェーデン・ボルボ本社ビルの大装飾
- コペンハーゲン空港新国際ターミナルの陶器壁画
- コペンハーゲンチボリ公園の12棟の磁器ドーム
- その他バレエのステージ・コスチューム
- 建築家とジョイントの室内装飾・教会のデザイン等
“アンデルセン生誕200年祭”のメモリアルに依頼され制作したテーブルウェアーのデザインは、世界中で好評を博しました。