リーフ・ジェンセン
リーフ・ジェンセン(Lief Jensen)は1953年デンマーク王立宮内工房ブロンズ鋳造家ローリッド・ラスムッセン氏のもとで修業、鋳造者長として従事。コペンハーゲン王立芸術学校で教鞭を執りました。「ブロンセストベリエト リーフ・ジェンセン」設立。デンマーク王室調度品のオリジナル作品まで手がけるリーフ・ジェンセンの技術は国宝級で、北欧で最も著名な鋳造家です。
倉敷チボリ公園に、アンデルセン像、人魚姫、カーステンセン像、ロンビュー像を創作しました。
ファロー島、グリーンランド、アイスランドの記念碑・彫刻のほとんど全ては、リーフ・ジェンセンの鋳造作品です。古代彫刻を修復する技術を持ち、都市部にある彫刻について助言・監督をする、北欧で最も著名な鋳造家です。
略年表
1936年
コペンハーゲン生まれ。
1953年
デンマーク王立宮内工房ブロンズ鋳造家ローリッド・ラスムッセン氏に師弟入門。
1957年
ローリッド・ラスムッセン氏のもと、デンマーク宮内ブロンズ工房で修業。
1961年
ヴィルティッドアンドクラウセン金属工房の鋳造者として従事。
1963年
彫刻家・ブロンズ工房の鋳造者長、指導者として従事。コペンハーゲン王立芸術学院でブロンズ鋳造について教鞭をとる。
1971年
ブロンズ工房「ブロンセストベリエト リーフ・ジェンセン」設立。
1989年
コペンハーゲンチボリ公園のプロジェクト参加。
1996年
倉敷チボリ公園プロジェクト参加。
■展覧会■
東京・長崎・オーストラリア・ドイツ・オーストリア・グリーンランド・デンマーク・スウェーデン・アメリカ等世界主要都市
東京・長崎・オーストラリア・ドイツ・オーストリア・グリーンランド・デンマーク・スウェーデン・アメリカ等世界主要都市
■著名作品■
- ラサックによる 『H.C.ロンビュー』 記念碑
- ヘンリー・ラッコウ・ニールセンによる 『H.C.アンデルセン』像
- カール・ミールスによる 『ヨーロッパ噴水』 『神の御手』 『人とペガサス』
- ヴィヨン・ヴィンブラッドによる 『素敵に踊る女』
- スベン・ウィッグ・ハンセンによる、デンマーク初代文化大臣記念碑 『ボルホルト記念』
- エドワード・エリクセンによる 『リトルマーメイド』 像
リーフ・ジェンセン氏がデンマーク工芸院から表彰用プレートを依頼され20個限定で制作。自身も受賞し、デンマーク王妃からプレートを授与されました。